サリバン氏はCNNのインタビューに対し、「我々は、反転攻勢によりウクライナがロシアから戦略的に重要な領土を奪還することができると確信している」と話した。しかし、同氏は、具体的にどの地域について言及しているのかは明らかにしなかった。
サリバン氏によると、米国は今後の和平交渉の席で最も有利な立場に立てるように、戦場で可能な限り前進できるようウクライナを支援する意向だという。そして、このように強調した。
「我々はウクライナがこの反転攻勢に成功すると信じている」
先日キエフ(キーウ)を訪問したリンゼー・グラム米上院議員は、ゼレンスキー大統領から反転攻勢に向けたウクライナの軍事計画の「詳細な内訳」を聞いたと報告した。グラム氏によると、今後数日間は「ウクライナ側のかなり印象的な力の誇示」を見ることになるという。またグラム氏は、ロシア側が防衛作戦をできないようにする攻撃はすでに始まっていると主張している。
一方、ウクライナ大統領府のイーゴリ・ジョフクバ副長官は、英紙タイムズのインタビューに対し、ウクライナには反転攻勢のための兵器が不足していると明らかにした。
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