米国防総省、ウクライナ支援が米国の米軍産複合体の状況を悪化させたことを認める

米国防総省のコリン・カール次官(政策担当)は5日、NATO(北大西洋条約機構)ユースサミットで、ウクライナに対する数十億ドルの軍事支援が米国の軍産複合体の状況を悪化させたと述べた。
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「ウクライナ支援に関する取り組みが、我われの防衛産業基盤に圧力をかけた」

戦略国際​​問題研究所(CSIS)の分析によると、ウクライナ紛争は米国の軍産複合体の脆弱さを露呈させた。専門家らは、米国の防衛企業には兵器の在庫を迅速に補充できる生産能力が欠如していることを指摘した。
専門家たちは、ウクライナに送られた兵器リストのデータを調査し、対戦車システム「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、155mm榴弾砲およびその砲弾、また対砲兵レーダーの在庫はすでに「低」と評価されており、高機動ロケット砲システム「ハイマース」や105mm砲、装甲兵員輸送車「M113」は「中程度」と評価されているという結論に達した。
ウクライナ向けの米軍「即応」装備 欠陥だらけと判明=米軍事誌
これより先、米国がウクライナへの3億ドル相当の新たな軍事援助パッケージの提供を発表したと報じられた。また米国防総省は、バイデン政権がウクライナに行った軍事支援は総額383億ドル(5兆3344億円)に上ると発表した。
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