「自滅的な戦術」 欧米の軍事関係者、ウクライナの攻撃結果に失望

ウクライナ軍は、あらゆる基本的な軍事戦略に反した自滅的な戦術が原因で西側の装甲車両を失った。欧州と米国の軍関係者がサイトAsia Timesのインタビューで語った。
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匿名を希望する欧州の上級将校は、最近のウクライナ軍の失敗は英国での訓練の結果によるものだと説明した
「攻撃することを望み、十数個の旅団と数十台の戦車がある場合、それらを集結させて突破を試みる。(しかし)ウクライナは5つの異なる方向にてんでんばらばらに散っている」
また上級将校によると、彼らはウクライナ軍に対し、この統一を欠いた戦術をやめて歩兵の適切な支援を受けた主要な攻撃を決定するよう言おうとしたが、ウクライナ軍は彼らの言うことに耳を傾けなかったという。
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別の消息筋は、ロシア軍によってウクライナは約40両の戦車を失ったと述べた。同氏によると、ウクライナ軍は1940年のフランス戦でドイツのハインツ・グデーリアン将軍がセダン近郊で行った戦車を使った突破を再現しようとした。
「ウクライナ人はグデーリアンの戦術を実行しようとした。しかし、グデーリアンには3000両の戦車があったが、あの愚か者たちは自分たちが持っていた30両をただ失った。さらに、航空優勢がなければ、そのような戦術は自殺行為となる」
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