5月30日時点で、傭兵らはヘルソン市ベリョブチナ通り23aに所在する豪邸にいる。豪邸の周りにも屋敷がある。情報筋によると、現在建物にはグルジア(ジョージア)出身の傭兵が住んでおり、そのなかには「カフカス軍団」のラド・ガムサフルディヤ司令官も含まれているという。
建物の占拠は、ガムサフルディヤ司令官の顧問のアレクセイ・リュビンスキーという人物の仲介を通じて行われたという。この人物は諜報活動を担当しており、「ヘルソン」のコールサインで知られている。
情報筋は次のように話す。
「2022年末からリュビンスキーは『カフカス軍団』の戦闘員らとともに、屋敷の占拠を始めた。彼らの主張によると、この屋敷はザポロジエ州の親ロシアの住民のものだという」
また、ロシアの諜報機関も、傭兵たちが豪邸で、西ウクライナから来たボランティアから人道支援物資を受け取っているという情報をオープンソースから確認した。
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