日本のEEZ内に落下か 北朝鮮から「弾道ミサイルの可能性あるもの」=日本防衛省

日本の防衛省は15日午後、北朝鮮から「弾道ミサイルの可能性があるもの」が発射されたと発表した。日本の各メディアは、この飛翔体が日本のEEZ(排他的経済水域)の内側に落下したとみられると伝えている。
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防衛省は15日午後7時28分ごろ、ツイッター上の公式アカウントで「北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された」と発表した。
NHKなどによると、海上保安庁は午後7時50分、飛翔体は「すでに落下した」と発表。落下地点は日本のEEZ内とみられている。弾道ミサイルの可能性のあるものや、弾道ミサイル技術を用いた飛翔体を発射するのは5月31日以来で、今年11回目。
北朝鮮はこれまでに、5月31日から6月11日の間に、「軍事偵察衛星」を打ち上げると日本の海上保安庁などに通告していた。日本側は、北朝鮮が人工衛星打ち上げと称して弾道ミサイルを発射するとみて、飛翔体が日本の領域内に落下する事態に備え、自衛隊に「破壊措置準備命令」を出していた。
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5月31日、北朝鮮は予告通り飛翔体を発射。日韓などではミサイルが発射されたと伝えられた。北朝鮮の飛翔体は当初発表されていた地点に到達することなくレーダーから消失した。飛翔中に爆発したか、あるいは墜落した可能性があるという。
その後、北朝鮮は2回目の「軍事偵察衛星」の打ち上げを予告していたため、日本側も「破壊措置準備命令」を延長していた。
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