16日はこれに先立ち政府、与党が重視した防衛費増額の財源確保特別措置法やLGBT理解増進法が参院本会議で成立。不信任案の否決により与野党の攻防は事実上終結し、今国会は21日の会期末で閉幕する見通しだ。
首相は、トラブルが続くマイナンバーのデータを秋までに総点検し、混乱の早期収拾を目指す方針。公明との間では東京都内の選挙協力解消などで傷ついた信頼関係の回復を急ぐ。9月までに内閣改造・自民党役員人事を行って態勢を刷新し、早ければ秋に想定される臨時国会で解散のタイミングを探るとみられる。
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