ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ軍、露ベルゴロド州の集合住宅攻撃 子ども含む7人負傷

ウクライナと国境を接するロシア南部ベルゴロド州バルイキ市で、ウクライナ軍による住宅に対する攻撃があり、子どもを含む7人が負傷した。19日、同州のビャチェスラフ・グラトコフ知事が明らかにした。
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グラトコフ知事は暫定情報として、次のように述べている。

「負傷者のなかには子ども1人もいて、鎖骨を骨折した。また、男性1人が閉鎖性頭蓋脳挫傷、女性2人が破片による裂傷、若い女性1人が挫傷を負っている」

5人は病院に搬送され、中程度のけがと診断された。また、ほかにも2人が軽傷を負っている。
この攻撃で集合住宅5棟、民家4棟の窓ガラスや外壁が損傷するなどの被害を受けた。
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ウクライナ軍の攻撃により被害を受けた建物

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ウクライナ軍の攻撃により被害を受けた建物

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ウクライナ軍の攻撃により被害を受けた建物

バルイキ市はウクライナの国境から北に約15キロに位置し、人口は約3万人。
ウクライナ軍がバルイキ市を攻撃するのはこれが初めてではない。2022年9月16日の攻撃では民間人1人が死亡、2人が負傷し、民家86棟が被害を受けた。
ウクライナ軍は5月末以降、ベルゴロド州の民間人を標的とした攻撃を強めている。2日にはシェベキンスキー地区の幹線道路を走行していた乗用車をウクライナ軍が砲撃し、乗っていた女性2人が即死したほか、同州ソボレフカ村でも3人が砲撃で死亡。3日にもシェベキンスキー地区に対して、一昼夜の間に519発の砲弾が撃ち込まれ、2人が死亡している。
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