世界競争力ランキング 1位はデンマーク 日本の順位は?

スイス・ローザンヌに拠点を置くビジネススクール「国際経営開発研究所(IMD)」は20日までに、各国の経営環境などを評価する「世界競争力ランキング」の2023年版を発表した。日本は昨年より1つ順位を落とし、35位と過去最低を更新した。
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ランキングによると、デンマークは2年連続の1位となった。ビジネスや政府の効率性、インフラ整備が高く評価された。2位は高い経済指標の後押しを受けたアイルランドとなった。昨年の11位から順位を急上昇させた。3位はスイスとなっている。
世界競争力ランキング

順位

順位変動

1

デンマーク

-

2

アイルランド

+9

3

スイス

-1

4

シンガポール

-1

5

オランダ

+1

6

台湾

+1

7

香港

-2

8

スウェーデン

-4

9

米国

+1

10

UAE

+2

日本は35位と、G7(主要7カ国)では41位のイタリアに次いで低い順位となった。他のG7諸国は、米国が9位、カナダが15位、ドイツが22位、英国が29位、フランスが33位となっている。アジアではシンガポールが4位、台湾が6位、香港が7位、中国は21位、韓国が28位などとなっている。
「世界競争力ランキング」は世界64の国と地域を対象に毎年発表されている。経済指標やビジネス界、学者らの知見を踏まえ、336の比較可能な競争力の基準をもとにまとめられている。
これまでにスプートニクは、世界幸福度ランキングについて取り上げた。2023年の日本の順位は、137カ国中47位だった。
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