ランキングによると、デンマークは2年連続の1位となった。ビジネスや政府の効率性、インフラ整備が高く評価された。2位は高い経済指標の後押しを受けたアイルランドとなった。昨年の11位から順位を急上昇させた。3位はスイスとなっている。
世界競争力ランキング
順位 | 国 | 順位変動 |
1 | デンマーク | - |
2 | アイルランド | +9 |
3 | スイス | -1 |
4 | シンガポール | -1 |
5 | オランダ | +1 |
6 | 台湾 | +1 |
7 | 香港 | -2 |
8 | スウェーデン | -4 |
9 | 米国 | +1 |
10 | UAE | +2 |
日本は35位と、G7(主要7カ国)では41位のイタリアに次いで低い順位となった。他のG7諸国は、米国が9位、カナダが15位、ドイツが22位、英国が29位、フランスが33位となっている。アジアではシンガポールが4位、台湾が6位、香港が7位、中国は21位、韓国が28位などとなっている。
「世界競争力ランキング」は世界64の国と地域を対象に毎年発表されている。経済指標やビジネス界、学者らの知見を踏まえ、336の比較可能な競争力の基準をもとにまとめられている。
これまでにスプートニクは、世界幸福度ランキングについて取り上げた。2023年の日本の順位は、137カ国中47位だった。
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