研究チームの調べによると、右翼の政治家の顔写真には幸せそうな表情が多く、普通の表情で写っている人は左翼を自認する可能性が高い。
研究ではまた、AIは写真を1枚分析しただけでその人の政治志向を61%の精度で予測できることがわかった。
研究を行ったスティグ・ラスムセン氏率いるチームはデンマークの2017年の地方選挙に出馬した数千人の候補者の写真をAIに学習させた。学習に使用された写真には顔のみが写っており、背景は一切排除されていた。
チームは写真に写った人間の感情を計測するためにマイクロソフトの顔認証技術を用いた。
また、女性政治家は魅力的な容姿の場合、保守的である確率が高く、男性の政治家の場合は、魅力や男性らしさはいずれの側の政治イデオロギーとも関連性がないことがわかった。
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