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中国南部で2000年以上前の木棺が発見

中国南部の広西チワン族自治区で戦国時代(紀元前475年から221年)のものと見られる木棺が見つかった。21日付けの新華社通信が報じた。
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木棺が発見されたのは、広西チワン族自治区平果市黎明乡(リミン)居住区の達洪江貯水池沿岸で、文化財研究所の職員と地元の考古学者が共同で見つけた。木棺からは青銅製の太鼓、斧、翡翠の腕輪、石器などが見つかっている。
達洪江貯水池の木棺が発見された場所
この太鼓は推定で戦国時代、あるいはそれ以前にさかのぼる。文化財研究所のワン・シン職員は新華社通信からの取材に対して、このような楽器が広西チワン族自治区で発見されることは稀で、このことから、2000年以上前にこの場所と中国北部を結ぶ交通の大動脈が、現在の平果市を通っていた可能性が高いとの見解を表している。
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