存命の米大統領経験者 トランプ氏以外は奴隷所有者の子孫と判明

ロイター通信が米大統領経験者の家系図を調査したところによると、その多くが黒人奴隷を所有していた開拓者の直系子孫であることが分かった。また、存命の米大統領経験者のうち、ドナルド・トランプ前大統領以外は全員、奴隷所有者の子孫だという。
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ロイター通信の調査では、最も影響力のある公人、特に積極的に米国の人種政策に取り組んでいる人々に焦点をあて、合衆国建国後の奴隷時代の文書を調査した。これにはいわゆる「奴隷リスト」を含む国勢調査のデータや納税証明書、相続記録(奴隷について言及のある遺言書など)も含まれている。
調査結果によると、現職の議会議員536人のうち、黒人奴隷を所有していた開拓者の子孫は少なくとも100人だった。共和党のミッチ・マコーネル上院議員やリンゼー・グラム上院議員、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員ら有力政治家も含まれている。
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また、現職のジョー・バイデン大統領のほか、トランプ前大統領を除く存命の大統領経験者(ジミー・カーター氏、ジョージ・ブッシュ氏、ビル・クリントン氏、バラク・オバマ氏)は全員、奴隷所有者の直系子孫だった。トランプ前大統領の祖先は奴隷解放後に移民したという。
奴隷制は英領アメリカ植民地時代の1619年から、米南北戦争中の1865年ごろまで続いた。米国の奴隷制度に終止符を打ったのは第16代大統領エイブラハム・リンカーン(1809~1865年)だった。奴隷解放を最後に受け入れたテキサス州で奴隷制廃止が決まった6月19日は、奴隷解放記念日として、現在全50州のうち47州で祝われている。
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