消息筋によると、マスク氏は集中力を高め、創造的な思考を呼び起こすためにケタミンを服用している。ケタミンは医療用麻薬に分類されており、外科手術などで麻酔薬として少量が使用されている。ブリン氏は、幻覚成分を含むマジックマッシュルームを使用しているという。さらに、スタートアップ「BuildBetter.ai」のスペンサー・シュレムCEOはWSJのインタビューで、薬物LSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)の使用を認めたとされる。
WSJによると、責任者のためのコーチング会社「Velocity Coaching」のエドワード・サリバンCEOも、経営者たちがサイケデリックスに関心を持っていることを認めている。同氏によると、同社の顧客の約半数が最近、サイケデリックスに関心を示している。また、テクノロジー企業では以前、サイケデリックスなどは勤務終了後に使用されていたが、現在は薬物の使用が企業文化の一部になったという。
経営者も従業員もビジネス躍進に役立つという理由で幻覚剤や薬物の使用を正当化していると、WSJは報じている。同紙によると、シリコンバレーでは薬物やサイケデリックを使用するパーティーが定期的に開催されている。パーティーの招待状は、メッセージが暗号化されているメッセージアプリ「Signal 」で送信され、中には秘密保持に関する文書への署名が求められるパーティーもあるという。
スプートニク通信は5月、米海軍横須賀基地に配備されていた米空母「ロナルド・レーガン」で起こった新たな薬物スキャンダルについて報じた。「ロナルド・レーガン」の複数の乗組員が薬物の使用や取引などに関与した疑いがあるとされた。
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