効果抜群でエコノミー ロシアの神風ドローン「ランセット」を米国人専門家が評価

ロシアの神風ドローン「ランセット」はウクライナ軍にとって最も深刻な脅威の一つになった。コラムニストのピーター・スーチウ氏が米国の軍事・防衛ニュースサイト19FortyFiveに寄稿した記事の中でこう語った。
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スーチウ氏によれば、ロシアは、適切な標的を探し、致命的に精度の高い攻撃ができる徘徊型兵器用弾薬の使用により重点を置いているという。
スーチウ氏は、ロシアの「ランセット」は極めて効果抜群でエコノミーな兵器で、偵察や攻撃に使用できると論じている。プラスチックと複合材料でできているため、3キロのドローン弾頭を含めても重量は12キロたらず。スーチウ氏は「ランセット」の価格をわずか3万5000ドル(506万円以上)程度と見積もっている。
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6月初め、ロシア国防省は、ロシア軍が神風ドローン「ランセット3」を使って、独がウクライナに供与した対空防衛ミサイルシステム「IRIS-T SLM」の運用に必要な可搬式レーダー設備「TRML-4D」を撃破する映像を公開している。
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