ウクライナでの露特別軍事作戦

ロシア軍、遠隔操作式対戦車ミサイルシステム「コルネット」を初使用

ロシアの対戦車ミサイルシステム「コルネット」用の遠隔操作システム「クルガン」が初めて戦闘で使用され、成功した。開発チームがスプートニク通信に明らかにした。ミサイルはウクライナの掩蔽部を破壊した。
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「コルネット」を遠隔操作するシステムそのものは、耐衝撃ケースに入った外に持ち出せるリモコンで、操作装置と対戦車ミサイルシステムの照準器からの映像が表示されるディスプレイを備えている。
同システム主な任務は、敵の反撃から軍人の命を守ること。対戦車誘導ミサイルが発射されるとミサイルの発射場所が明らかになるため、そこにミサイルを撃ち込むことができる。その場合、ミサイルシステムを操作するリモコンを持った軍人は発射装置から最大50メートル離れたより安全な場所にいることができる。
米国の軍事専門家ガイ・マッカードル氏は先に、米誌「ニューズウィーク」のインタビューでロシアの対戦車ミサイルシステム「コルネット」について、米国の対戦車ミサイル「ジャベリン」とほぼ同様のものだが、有効射程はジャベリンの2倍であり、西側の戦車にとって危険な存在だとの考えを示した。
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