投資家との会合を組織したのは中国証券投資基金業協会(AMAC)。実務会合には諸外国の一連の国家福祉年金基金や投資会社、そのパートナーらが参加するものと期待されている。
複数の消息筋の発言によれば、中国がこうした会合を持つことは稀で、外国投資家らとの信頼強化に国家が乗り出したことを反映している。参加者には中国の実業界が直面する現況への解決策を携え、中国経済の今後について自分なりの見解をシェアすることが求められている。
中国経済は今
専門家らは中国経済の復興速度が緩慢にしか進んでいない理由について一連の要因が絡んでいると見ている。中でも一番の足かせは、台湾情勢、米国の先進技術とチップ生産に欠かせないレアメタルの輸出規制など、国家安全保障の問題だ。
この他、国が国内市場への規制を強化したことも経済に影響した。ただし、ここ最近の中国政権は規制緩和を開始している。7月12日、李強首相はアリババグループと美団の代表らとの会合を持ち、中国経済を支援するためにさらなる尽力を行うよう呼びかけた。
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