命中精度の高い露軍の攻撃でウクライナの対空防衛は危機的状態=マスコミ

ウクライナ軍はたとえ対空防衛システムの新たな供与を受けたとしても、前線で優位に立つことはできない。ガブリエル・ホンラダ評論員は英語・中国語による日刊オンライン紙「アジア・タイムズ・オンライン」に寄稿した中でこう指摘した。
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ホンラダ評論員は、「ウクライナの対空防衛はロシアのミサイルと無人機による連続的な攻撃にさらされた結果、ただでさえ僅かなミサイル備蓄は枯渇してしまった」と書いている。
ロシア軍は敵の軍事施設に対して、命中精度の極めて高い攻撃を行うことができる。ホンラダ氏は、そうした空からの急襲でウクライナの対空防衛システムは危機的状況に陥ったと指摘している。
ホンラダ氏は、NATOが台湾や他の国で使用され、退役した対空防衛システムをウクライナ軍に渡すのであれば、身動きがとれないウクライナ軍の反攻の助けにはならず、ロシアは西側の機器をより強力に叩くために軍産拡大の用意があることをすでに証明したとの見方を示している。
ウクライナの反抗で露呈 ロシア軍産複合体は欧州全体より強力
スプートニクは、米国がウクライナへの供与のために台湾から退役した中距離地対空ミサイルMIM-23ホークフェーズⅢを買い取る計画があると報じている。
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