ナポリターノ氏は、はたしてロシアとの戦争を米議会が承認できるだろうかと問いかけ、それに対して承認できるわけはないと答え、米国は自国の国家安全保障に直接的な脅威を与える国家に対してのみ、宣戦布告が行えるという合意に調印しているとして、議会が承認ができない根拠を示した。
「ロシアはそうではない(編集:米国の安全保障の直接的脅威ではない)。その代わりに我々がモスクワにとってまさにその脅威となってしまった」ナポリターノ氏はこう述べている。
ナポリターノ氏は、米国はすでに500億ドル(6兆9340億円)以上の軍事機器、兵器をキエフに提供し、これがロシア人軍人に対して使用されている事実を指摘した。
こうすることにより、米国の指導者のジョー・バイデン氏は事実上ロシアに対して宣戦布告なしの戦争を行っているのであり、米国人軍人らも自国の軍服こそ着ていないだけで、すでにウクライナに存在している。
関連ニュース