露極東クナシル島 グランピング施設が今秋開業

ロシア極東クリル諸島(日本名:千島列島)のクナシル島(日本名:国後島)で今秋、自然の中で快適なキャンプを楽しめるグランピング施設「クナシル・リゾート&ナチュラル・スパ」が開業する。21日、サハリン州政府が発表した。
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このグランピング施設は、国家プロジェクト「観光とおもてなし産業」の一環として整備が進んでいた。サハリン州によると、今年9月には最初の観光客の受け入れを見込んでおり、公式サイトではすでに予約が始まっている。
施設には、環境に優しい素材で作られた22の快適なコテージが建てられている。また、スパゾーンや温水プール、レストランなども備え付けられている。
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コテージの内部

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コテージの外観

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スパ施設

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サウナ施設

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コテージで休む女性

プロジェクトの実現にあたり、現地の豊かな自然をふんだんに活用し、風景をデザインに取り入れた。スパゾーンでは天然の温泉水も楽しめる。
宿泊料金は朝食やスパ料金込みで、2人用コテージが1泊2万ルーブル(約3万円)、3人用コテージが3万ルーブル(約4万5千円)となっている。
サハリン州観光局の広報担当者は、「クリル諸島は多くの旅行者にとって夢の場所です。ですが、宿泊施設の不足が観光業発展の大きな問題です。こうしたプロジェクトの実現は、問題解決を可能にするでしょう」と述べている。
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