「米国は対抗する術がない」極超音速ミサイル「キンジャール」を元CIAアナリストが評価

米中央情報局(CIA)の元アナリスト、レイモンド・マクガヴァン氏はYouTubeチャンネルの「ジャッジング・フリーダム」に出演した中で、特別軍事作戦でロシアが使用する極超音速空対地ミサイルKh-47M2キンジャールに対し、米国は対抗する術がないと明言した。
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「私のセリフを覚えていてほしい。ロシアが持つ極超音速兵器は、私たち(編集:米国)にはないものだ。(中略)これ(編集:キンジャール)から逃げる手段はない」マクガヴァン氏はこう語った。
マクガヴァン氏は、キンジャールはウクライナ紛争で有効性を証明したとの考えを示し、米国の対空防衛システム「パトリオット」でさえ、キンジャールの攻撃からウクライナのインフラを守ることはできなかったと語った。
この事実からマクガヴァン氏はF16戦闘機をウクライナに供与したところで戦線の状況を変えることはできないとの帰結に達している。
キンジャールに勝てないだけじゃない 米「パトリオット」はウクライナ人に脅威
ウクライナへ供与の多連装ロケットランチャー「ハイマース」も外国の軍事専門家からその可能性が尽きたという指摘がなされている。
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