ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ軍、「反転攻勢」開始から兵器4900超失う=露国防省

ロシア国防省は4日、ウクライナ軍が今夏に開始したいわゆる「反転攻勢」で、ウクライナ側が4900以上の戦車や装甲車、榴弾砲などの兵器を失ったと発表した。
この記事をSputnikで読む
露国防省によると、ウクライナ軍はこの2ヶ月間の反転攻勢の間に、1831台の戦車や装甲車両を失った。そのなかには独製戦車「レオパルト」25両のほか、米製歩兵戦闘車「ブラッドレー」21台も含まれている。また、米製榴弾砲「M777」76基、ポーランド、米、仏、独など各国から供与された自走榴弾砲84基も撃破された。
また、6~7月のウクライナ側の人的損失は4万3000人以上にのぼるとも発表。この数には外国人傭兵やウクライナ内外の病院に運ばれた負傷兵は含まれていないとしている。
これまでにウクライナ側が失った兵器の数は次のようになっている。
特殊軍事作戦の開始以降にウクライナ軍が損失した軍事兵器

種別

撃破数

航空機

458機

ヘリコプター

245機

無人機

5496機

対空防衛システム

428基

戦車や装甲車

11113台

多連装ロケット砲

1142基

野砲・迫撃砲

5746門

その他軍用車両

12057台

関連ニュース
ウクライナにおけるロシアの優位性 独立系アナリストが7つの理由を挙げる
「期待通りにいかなかった」 反攻失敗でウクライナ軍は欧米の戦術を放棄=米メディア
コメント