英国防省は今月3日、ウクライナ情勢に関する自分たちの最新の軍事情報の報告書をホームページで公開した。ガーディアンによると、報告書には英国の情報機関の情報として、戦闘地域となった土地の大部分はかつて耕作地だったが戦争が原因ですでに1年半も耕作されておらず、その結果、徐々に雑草や低木、ちいさな木がはびこり始めていると記されている。また英国の情報機関は、今夏は暖かくて湿度が高いため植物の成長が特に早く、ウクライナ軍の行く手を阻む正真正銘の障害となったと強調している。
さらに報告書には、情報機関の情報として、生い茂る植物が隠れ場所となっていると記されており、これは「ロシアの防御陣地を隠すのに役立ち、地雷原での地雷除去を困難にしている」と指摘されているという。
スプートニクは先に、ロシア軍は前線にイノベーション的な方法で地雷を敷設したため。ウクライナ軍の攻撃用装甲車両は大破していると報じた。
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