パキスタンで大脱線事故 死者30人以上

パキスタン南部のシンド州で旅客列車が脱線事故を起こし、少なくとも30人が死亡した他、80人以上が負傷した。乗客は未だに車両から救出されていない。地元のGeoテレビが報じた。
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現在、入っている情報では列車は「ナザラ・エクスプレス」10両編成でそのうち5両が脱線した。脱線の原因については今のところ警察からの発表はない。シンド州では現在、この脱線のために全列車が運休している。鉄道管理当局は、復旧作業には最長で18時間が要されると発表している。
Geoテレビの報道では、少なくとも30人の死者が出ている他、乗客らは脱線した車両にまだ取り残されている。
シンド州のムラド・アリ・シャー大臣は人命が失われたことに遺憾の念を表し、被害者への緊急医療支援を命じた。パキスタン国営テレビは、陸軍とレンジャー部隊が現場で直ちに救助活動を開始し、追加部隊が現場に招集されたと伝えている。また軍のヘリコプターも救助活動のために差し向けられている。
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