ウクライナが露ブリャンスク州の村を砲撃 死者も

10日、ウクライナ軍はロシアとの国境から5キロ入ったところにある露ブリャンスク州チャウスィ村を砲撃した。同州知事が自身のテレグラム・チャンネルで発表。この砲撃で民間人1人が死亡、2人が負傷した他、建物に被害が出ている。
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砲撃は現地時刻で午後4時(日本時間午後10時)頃に行われた。
「砲撃の結果、悲しいことに男性1人が死亡し、地元民2人が負傷した。負傷者は現在、地区の病院に搬送されている」
ブリャンスク州知事は第2報で、砲撃による2人目の死者が出たことを明らかにした。また、先に報じられた2人の負傷者は男性と女性で、現在、医療支援を受けている
ブリャンスク州知事によれば、砲撃で地元も農産業の建物が損傷を受けた。現場には緊急災害隊が駆け付け、作業に当たっている。
砲撃されたチャウスィ村はブリャンスク州の南西部、ウクライナのチェルニゴフ州との国境から5キロに位置している。ウクライナ軍は軍事施設のないロシアのこの地区や周辺の国境沿いの市町村に対して、定期的に砲撃を行い、爆発物を搭載した無人機を差し向けている。
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