ウクライナのドローンによるロシアへのテロ攻撃

「モスクワ・シティ」近くでウクライナのドローン撃墜=露国防省

18日、ロシアの首都モスクワのビジネスセンター「モスクワ・シティ」に隣接する展示場「エキスポセンター」に、撃墜されたウクライナのドローンの破片が墜落した。けが人はなかった。露国防省などが発表した。
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露国防省によるとドローンが飛来したのは現地時間18日午前4時(日本時間同日午前10時)ごろ。対空防衛システムで対応したところ、ドローンの軌道が変わり、クラスノプレスネンスカヤ通り周辺の非現住建造物に墜落した。けが人や墜落による火災はなかった。
モスクワ市のセルゲイ・ソビャニン市長によると、ドローンの破片はエキスポセンターのファサードに墜落し、20平方メートルの範囲が損傷した。
ウクライナはモスクワへのテロ攻撃を強めている。7月30、8月1日には日本企業も拠点を構えるモスクワ・シティにドローンが墜落して、軽微な被害が出た。9、10、11日にも首都郊外のモスクワ州にドローンが飛来したが、いずれも撃墜されている。
一方で17日夜、クリミア半島のセバストポリから南西に237キロ沖合の黒海上では、ウクライナ軍の水上ドローンが露艦船への攻撃を試みた。だが、ロシア側の対応により目的を果たせなかったとしている。
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