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国際軍事技術展示会「アルミヤ2023」で破壊工作に対処するためのロボットが披露される

モスクワ郊外で開催されている国際軍事技術展示会「アルミヤ2023(Army2023)」で、破壊工作への対処などを目的とした試作ロボット「ボゴモル3C」が初披露された。ボゴモル3Cにはステレオビジョンが搭載されている。ロシア国防省報道部が発表した。
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報道部は「ロボットシステム『ボゴモル3C』の実験機が初めて一般公開された。ボゴモル3Cにはステレオビジョンが搭載されており、ビデオカメラのデュアルレンズを使って2次元ではなく3次元で空間を認識することができ」と発表した。
ロシア国防省によると、この効果は2つの平面画像を比較することによって得ることができる。これらの画像は人工知能(AI)を利用して1つの3次元画像に変換される。
「ボゴモル3C」の特徴は踏破力の高さ、準備態勢に入るまでの時間短縮、マニピュレーターのアクセス可能範囲の広さ。ボゴモル3Cは4つのキャタピラからなる車台のおかげで夜間に階段、溝、傾斜壁、その他の障害物を乗り越えることがきるという。
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ロシア国防省は「開発者の構想によると、このシリーズのロボットは破壊工作に対処する部隊で使用できる」と発表した。
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