福島第一原発の処理水 放出開始も未だ反発の声

東京電力は24日、福島第一原子力発電所にたまる処理水の海洋放出を開始した。これを受け、原発が立地する福島県の浪江町や大熊町、東京電力本部前、隣国の韓国・ソウルなどでは放出に反対する集会が開かれた。
この記事をSputnikで読む
東電は政府方針に基づき、基準を下回る濃度に薄めたうえで、午後1時すぎから放出を開始。第一弾となる7800トンは今日から17日間連続で放出され、今年度全体ではタンク30基分の3万1200トンを予定しているという。
これに対し、かねてから放出に反発していた中国は今日をもって日本の水産物輸入を全面禁止すると発表。また、韓国では最大野党「共に民主党」の党員ら約1000人が参加する大規模な集会が開かれたほか、在韓日本大使館前でも反対デモが行われた。
1 / 10

海岸で福島第一原発の処理水放出に抗議する人々(福島県浪江町、24日)

2 / 10

処理水放出に抗議する集会で、東京電力元幹部の写真が入ったかぶと風のヘルメットをかぶって抗議の意思を表す男性(福島県大熊町、24日)

3 / 10

立ち入り禁止区域に立つ警察官(福島県双葉町、24日)

4 / 10

処理水放出中止を求める集会で、原子力マークが貼られた魚の模型(韓国・ソウル、24日)

5 / 10

処理水放出中止を求める集会で、電子キャンドルを手にする韓国の主要野党「共に民主党」の党員と支持者ら(韓国・ソウル、24日)

6 / 10

防護服を着用して福島第一原発を撮影する海外メディアの報道陣(福島県、24日)

7 / 10

東京電力本部前で行われた処理水放出に反対する集会で、抗議の絵を掲げる男性(東京都千代田区、24日)

8 / 10

福島第一原発に向かって海岸で抗議する人々(福島県浪江町、24日)

9 / 10

請戸漁港から福島第一原発を眺める人々(福島県浪江町、24日)

10 / 10

処理水放出中止を求める集会でプラカードを掲げる人々(韓国・ソウル、24日)

コメント