ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い

F16戦闘機の弱点をロシアの退役将校が指摘

ロシアの軍事専門家で退役将校のユーリー・クヌートフ氏は、ロシアのニュースサイト「Lenta.ru」のインタビューで、西側諸国がウクライナ軍に供与する準備を進めているF16戦闘機には大きな反射面があるとし、これは同機の弱点だと指摘した。
この記事をSputnikで読む
クヌートフ氏は「観察の観点から考えると、F16はかなり目立つ標的だ。同機の機動性は悪くなく、ミサイルに対して機動することができる。一方、イスラエル軍で運用されているF16IスーファがかつてシリアのS-200システムから放たれたミサイルで撃墜された。これは、このような機動性の悪い古いミサイルでも同種の航空機を撃墜できることを物語っている」と述べた。

「S-400、S-350『ヴィーチャジ』 、『ブークM2』、『ブークM3』などのより近代的なシステムは、この種の標的にうまく対処できるはずだ」

【解説】世界最速の戦闘機はこれだ 超音速機の興亡
軍事専門家は先に、ウクライナがF16戦闘機を受け取る際に直面する困難などについて語った。
関連ニュース
宇軍がF16の操縦習得に要する期間を米空軍大将が語る
「NATOには脅威」 ロシアのミサイル複合体に米国が震撼
コメント