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地球から酸素が消える日 地球温暖化がもたらす、新たな恐怖が調査で明らかに

高温の大気が樹木の葉に及ぼす影響を調べた国際科学者チームの調査で、森林の温度が上がりすぎた場合、樹木の代謝、つまり光合成が停止することが明らかになった。つまり、植物は炭酸ガスを吸収し、酸素を作るのを止めてしまう。人類全体にとって最悪の気候変動のシナリオがどう展開されていくのかを調べたチームの調査結果はネイチャー誌に掲載されている。
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調査はブラジル、プエルトリコ、パナマ、オーストラリアの森林で樹木の葉の表面に温度センサーを設置して行われた。この結果、梢の葉の温度は日中、平均で34度まで、ところによっては40度まで上昇していることが明らかになった。この測定結果は、気象衛星によるオーストラリア、中南米の森林を観測データの分析によっても裏付けられた。
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葉が過熱し、光を吸収しなくなる臨界温度は46.7度。気候学者たちの興味は植物が臨界温度46.7℃にどれだけ近づいているかにあった。計算の結果、現在地球上で記録されている平均気温が3.9度上昇した場合、熱帯樹の葉の光合成が停止するという大規模な事態に発展することが明らかになった。科学者らの試算では地球は2100年代にはすでに酸素不足に直面することになる。
地中温暖化の危険性を懸念した警告はより頻繁に表されるようになった。欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスと世界気象機関は、2023年7月は観測史上最も暑い月になったことを公式に認めている。
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