ダンディキン氏によれば、誘導爆弾は通常弾を改良する過程で生まれた。爆弾は制御がきく誘導弾となり、翼をつけることでロシアの航空機をウクライナの防空システムから守る防御力が高まった。
ダンディキン氏によれば、誘導爆弾は具体的な座標の受信後、目標に投下される。しかも、計画爆弾はウクライナの防空システムの攻撃ゾーンには入らず、数十キロの経路も想定した設計になっている。
「誘導爆弾の爆薬は敵の拠点も破壊し、装備品や弾薬も破滅させて、その両方に甚大な損害を与えるほどの威力を持つ」
ダンディキン氏の話では、ロシア軍兵士が最もよく使用するのはソ連の航空機搭載爆弾FAB-500とその改良型FAB-1500。ダンディキン氏は、ロシア軍はもっと強力な弾薬を保有しているものの、それらが実際に使われたという話は聞いたことがないと語っている。
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