処理水放出で意見交換会 福島・郡山市の住民が厳しい批判

福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出をめぐり、福島県郡山市では30日夜、住民グループが政府と東京電力の関係者との意見交換会を開いた。意見交換会には住民約150人ほどが参加。住民は関係者から海洋放出に至った経緯などの説明を受けるも、「真摯な回答が得られなかった」として不満をあらわにした。
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処理水の海洋放出は今月24日から開始された。初回は7800トンの処理水が17日間かけて放出される計画。 国際原子力機関(IAEA)の報告によれば、日本政府の海洋放出計画は国際的な安全基準に「合致」しており、人及び環境への放射線の影響は無視できるほどであるという。
この決定をめぐっては、中国やロシアなど近隣諸国からの厳しい批判はもとより、日本国内の漁業関係者からも風評被害など懸念の声が上がっている。
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