男女の準決勝には13カ国(アルゼンチン、アルメニア、ベラルーシ、ブルガリア、ブラジル、イスラエル、イラン、カザフスタン、コロンビア、マダガスカル、ロシア、米国、ウズベキスタン)の選手が進んだ。
東京五輪に出場したダラス・オーバーホルツァー(南アフリカ)がGSTの感想を次のように語っている。
「最高の天候とGST開催のロケーション。もう、素晴らしいの一言に尽きます! エデュケーションプログラム、カルチャープログラム、スケートパーク、バーティカルランプは配慮が行き届いているし、クオリティが高い。これほど多数の人が参加したことが、僕自身、心から嬉しいです」
2022年スケートボード世界選手権のファイナリスト、アルゼンチンのマティアス・デル・オリオ選手は次のようにコメントしている。
「ロシアはとても好きだし、モスクワも大好きです。ここに来るのは今年が初めてではないんですが、GSTが高いプロ意識で見事に組織されていることには毎回、言葉で言い表せないほど感動しますよ。ものすごいスピードでイベントの規模が拡大しているし、僕と一緒にどれだけ多くの招待ライダーがプレーしてくれていることか」
GSTでは9月1日までの間にエデュケーションセンターで外国人ゲストによるマスタークラス、講演会、セミナーが実施された。第3回オリンピック新種目と若者のポジティブなサブカルチャー国際フォーラムフェスティバルの一環としてフォーラムが開催され、スケート・カルチャーの展覧会が開かれた。
また、アルゼンチン、ブラジル、メキシコのナショナルチームの指導者によるランプでのデモパフォーマンスも始まっている。
「グランドスケートツアー2023」フェスティバルの参加者たち。ロシア、モスクワのゴーリキー公園
© 写真 : Press Service of the Grand Skate Tour