ミリタリーウォッチ誌は「時には軽量の運搬手段に設置されることもあるが、主に携帯式の武器として使用されている『コレネット』にとっては、これは大勝利だ」と評価している。同誌の評論員は、ロシアのコルネットは重量11キロ未満で、いかなる装甲も貫通し、西側のあらゆる戦車を燃やすことができると強調する。これまでコルネットが燃やした重装甲車には、米エイブラムス、イスラエルのメルカバ4、独レオパルト2、英チャレンジャー2など、西側諸国の主要戦車がすべて入った。
ミリタリーウォッチ誌の評論員らは、西側の最重量の装甲戦車のチャレンジャー2がウクライナで破壊されたことはNATOに対する新たな挑戦となり、NATO加盟国の間に深刻な動揺を呼んだと書いている。「ロシアのコルネットは非常に強力な装備であることが証明された」
スプートニクは、ザポロジエ方面のラボチノ村付近を通る前線で、ロシア軍は英国の戦車チャレンジャー2を破壊したと報じた。英国軍に就役して30年、重量級戦車チャレンジャーは今までこうした憂き目に遭遇したことはなかった。
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