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宇宙で初の人間の生体組織の3D印刷

科学者らは3Dプリンターを使い、世界で初めて宇宙空間で膝関節の半月板を作ることに成功した。実験は国際宇宙ステーション内で行われた。米企業「レッドワイヤー」広報部が発表した。
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実験に参加したのは現在、ステーションに滞在中のフランク・ルビオ、ウォーレン・ホブルグ、スティーヴン・ボウエン、スルタン・アル・ネヤディ宇宙飛行士。飛行士らが使用したのはレッドワイヤー社が開発し、2022年にステーションに運ばれてきていた3メートル・プリンターのBioFabrication Facility。プリンターの「インク」に使われたのは人間の幹細胞とコラーゲンだった。
人間の臓器プリンティングが宇宙空間に運ばれたのは、生体組織と他の粘性素材は無重力空間のほうが本当により形状を維持しやすいのかどうかをテストするのが目的。レッドワイヤー社の代表は、実際にそうである場合、臓器は化学薬品や特殊なフレームワークを使用せずに製造することができると説明している。
レッドワイヤー社は宇宙空間で3Dプリンターを使う実験を続行し、2023年11月にはスペースX CRS-29ミッションの枠内で、再生医療と製薬に関する調査用の素材をステーションへ送る。心臓組織を臓器プリンティングする実験も計画されている。
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スプートニクは、韓国の科学者らが世界で初めて3Dプリンターをがん細胞を破壊する目的で使用することに成功したと報じている。
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