情報筋が提供した映像には、ウクライナの戦闘員が地雷原を歩くロシアの投降兵を観察する様子が収められている。戦闘員は投降兵に対し「通り抜けることができれば解放してやる」などと話していたという。この映像はウクライナ軍の塹壕内で発見された携帯電話に保存されていた。
また、映像では機関銃で狙いを定めたウクライナの戦闘員が、ロシア軍の軍服を着た非武装の男性らを地雷原に追いやっている。映像には投降兵の1人の歩き方が気に入らなかったウクライナ兵が、投降兵に向けて銃を放つ様子も収められている。銃撃の後、投降兵が歩いていた方面で爆発が起こったのも確認できる。
ウクライナ軍による捕虜への拷問や虐殺はこれが初めてではない。昨年秋にはウクライナ兵がロシアの投降兵10人以上を至近距離で銃殺した様子を収めたビデオがSNSで拡散し、国連も調査の必要性を指摘していた。
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