エジプト観光省は「エジプト、独、オーストリアの合同考古学チームは南部ソハーグ県アビドスのエジプト初期王朝のネクロポリス「ウンム・エル=カアブ」にあるメルネイト王妃の墓付近で行っていた発掘調査で、数百個の壺が蓋が閉まった状態で発見された。壺はこれまで開けられておらず、中にはワインが残されていた」と発表している。
エジプト考古最高評議会のムスタファ・ヴァジリ事務局長は、壺はかなり大型で保存状態も良好であり、中に残されているワインはおよそ5000年は経過したものと強調している。
エジプト観光省は、壺の他にも埋葬用の家具も見つかったと補足している。
エジプトでは、先日、第5王朝のファラオ、サフラーのピラミッドの内部に、今まで知られていなかった秘密の保管庫が見つかっている。
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