米国は自国通貨の敵となり、ドルの信用度を下げた=専門家

米国は諸国に制裁を導入したことで自国通貨の敵となり、ドルの信用度を下げている。ブラジルの経済学者で新開発銀行(BRICS銀行)の元副総裁(2015年~2017年)のパウロ・バチスタ・ノゲイラ氏は2日、毎年恒例の国際ディスカッションン・クラブ第20回ヴァルダイ会議のフィールドで、BRICSの統一通貨創設案にコメントした中でこう語った。
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「米国はドルの力を自らのために利用し、他に(編集:他国に)害を与えるために悪用している。米国は自ら自国通貨の敵になりつつあり、様々な国に対して夥しい数の制裁を発動することでドルへの信用を下げている」

パウロ・バチスタ・ノゲイラ
ブラジルの経済学者で新開発銀行(BRICS銀行)の元副総裁
米国内で脱ドル化とBRICS拡大による深刻な影響を懸念
ノゲイラ氏は、統一通貨の創設に関心があるロシアとブラジルがBRICSの議長国をそれぞれ2014年、2025年に務めることになっているのは幸運だと評価する一方で、創設のイニシアチブのためには「入念な構築と新たなアプローチ」が必要と指摘した。
ノゲイラ氏は、「もし、全てがうまく運んだ場合、2025年のサミットでは通貨創設の ための具体的ステップが採択されるだろう」と語っている。
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