また、市内では不発弾が複数確認されており、爆弾処理部隊が対応にあたっている。
このほか、ウクライナは州内3地域のインフラを狙った無人機(ドローン)攻撃を行った。停電などの被害が出ており、緊急対応チームが修復に向けて作業を行っている。
4日にはブリャンスク州の4地域でウクライナ軍のクラスター爆弾による砲撃があった。住宅などが部分的に損傷したが、これまでのところけが人は確認されていない。
米国のジョー・バイデン大統領は7月、ウクライナ政府へクラスター爆弾を供与すると発表した。すでに戦場での使用が確認されており、ウクライナ軍はドネツクをはじめロシア領の住宅地への砲撃を繰り返している。今回の砲撃に米国が供与した砲弾が使用されたかは不明。クラスター爆弾をめぐっては、その被害の大きさから2008年には有志国が使用や製造を禁止する条約を締結している。
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