西側諸国によるウクライナへの兵器供与

米国はイランから没収の弾薬およそ110万発をウクライナへ譲渡=アメリカ中央軍

10月2日、米国はイランから没収した7.62ミリ小型火器用弾薬110万発をウクライナに譲渡した。4日、アメリカ中央軍の表した声明で明らかになった。
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アメリカ中央軍の声明によると、譲渡された弾薬は2022年12月9日、イランのイスラム革命防衛隊の艦隊が拿捕された際に米軍が没収した弾薬で、アメリカ中央軍は、イランが支援するとされるイエメンのフーシ派に渡されるはずのものだったと見ている。
アメリカ中央軍は、米司法省が2023年7月20日付けの没収命令に従って、弾薬の所有権が米国当局に移ったことを明らかにしている。米司法省は7月、米海軍がイランから押収した「ライフル9000丁以上、機関銃284丁、擲弾発射器約194丁、対戦車誘導弾70発以上、弾薬70万発以上」の没収を求めていると発表している。
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CNNは消息筋からの情報として、米国がこれまで中東で没収したイランの武器弾薬をウクライナへ供給していると報じている。
CNNはさらに、国連は没収された密輸兵器については破壊ないしは保管を求めていることから、これらの軍事貨物をウクライナに移送する法的正当性が米国にあるか否かは現時点では不明と指摘している。にもかかわらず、米行政府はアメリカ中央軍が中東に所有する施設に保管されている、こうした貨物をウクライナに合法的に移送する方策をすでに数か月にわたって検討している。
国連のステファン・デュジャリック報道官は、米国がイランから没収した弾薬をウクライナに譲渡したことについて、コメントしようとはしなかった。
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