イスラエル・パレスチナの紛争激化

米政府がイスラエルへの支援を表明、イランによる攻撃への関与を注視

パレスチナとの紛争が激化するイスラエルに対し、米国は重要な情報の提供などを通じた支援を提供する。米政府高官が7日のブリーフィングで明らかにした。
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米国はイスラエルと支援策を協議しており、翌日にその詳細を発表する可能性があると述べた。また政府高官はパレスチナ・イスラエル紛争の激化がイスラエルとサウジアラビアの国交正常化プロセスに影響しないことを期待するとも指摘した。なお、パレスチナによるイスラエルへの攻撃にイランが関与した可能性を主張するのは時期尚早、と慎重な姿勢を表明した。
イスラエル・パレスチナの紛争激化
イスラエルが聖地アル・アクサで「一線を越えた」=ハマス
ホワイトハウス高官はブリーフィングの中で、「イラン政府が(これらの攻撃の)計画に直接関与していたのか、支援していたのかを判断するのは時期尚早だ。我々は先走りはしないが、この問題を非常に慎重に研究する」と述べた。この点について先にイスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領はSNSへの投稿で、敵対するイランの関与を疑っていた。
パレスチナのマフムード・アッバス大統領は7日夜、アントニー・ブリンケン米国務長官と電話会談を行い、イスラエル軍によるエスカレーションを阻止する必要があると述べた。
アッバス大統領はイスラエル軍と入植者によるパレスチナ国民への行動、及びアル・アクサ・​​モスクへの攻撃により7日の衝突が発生したと説明した。パレスチナ側はイスラエルが国際法の決議を遵守していないことが状況を悪化させていると強調した。
なお、今回の事態を巡って国連のアントニオ・グテーレス事務総長、及び欧州安全保障協力機構のヘルガ・シュミット事務総長はハマスによるイスラエルへの攻撃を非難している。

第四次中東戦争から50年

第四次中東戦争から50年の節目に、イスラエルの状況は悪化した。1973年10月6日、エジプトとシリアがイスラエルを攻撃した。1967年の第三次中東戦でイスラエルに占領されたアラブ領土の奪還が目的だった。攻撃は、ユダヤ人にとって最も重要な宗教上の祝日である「ヨム・キプール」(贖罪の日または審判の日)に行われた。対立は10月25日まで続いた。同月22日、国連安全保障理事会はソ連及び米国のイニシアチブで、当事国に停戦を求める決議案を採択。2日後にシリア戦線での戦闘行為は停止したが、イスラエルは攻撃を続けた。そして25日、その他の国々の圧力を受けてようやく戦争は終結した。
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