西側諸国によるウクライナへの兵器供与

米国のウクライナ支援は無限ではない=米政府高官

ホワイトハウスのジョン・カービー戦略コミュニケーション調整官は会見で、米国はウクライナに無期限で軍事支援を行うつもりはないと述べた。
この記事をSputnikで読む
米国は11日、ウクライナに対して2億ドル(約298億円)の追加支援を発表した。その後の会見でカービー調整官は「今後もできる限りの支援を続けるつもりだが、支援は際限がないわけではない」と述べた。
カービー調整官によると、短期的に米国はウクライナとイスラエルの両方を支援する用意があるという。しかし、「短期的に」が何を意味するかについては具体的に言及することを避けた。今後の支援はイスラエル国防軍が弾薬をどれだけ集中的に消費するか、そしてイスラエル軍産複合体が自軍にどれだけの弾薬を供給できるかに大きく左右されると述べた。
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
【視点】ウクライナ、中東、台湾 同時に3正面での戦いに挑む米国=専門家

イスラエル・パレスチナ紛争の激化

10月7日午前、パレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは、イスラエルに対する未曽有の大規模ミサイル攻撃を開始した。イスラエル側は3000発を超えるミサイルが撃ち込まれたとしている。ハマスはイスラエル南部への地上部隊による越境攻撃も行っている。
イスラエルは報復としてガザ地区を空爆。一部ではパレスチナ側とイスラエル軍による地上戦が続いているとみられる。一連の衝突でこれまでに、イスラエル、パレスチナ双方合わせて少なくとも2150人以上が死亡したとされている。
関連ニュース
パレスチナ人は「ヒト型動物」、イスラエル高官の発言にコロンビア大統領がナチスの傾向を指摘
ユダヤ人犠牲者数、ホロコースト以来で最大に イスラエル首相、ガザ地区での地上作戦を米に通達
コメント