露外務省が政治家らの靖国参拝を批判、「アジアの人民にもたらした侵略と流血の責任」を忘れるな

10月16日から18日にかけて、現閣僚や国会議員を含む日本の政治家らが次々と靖国神社を参拝した。これを受け、ザハロワ報道官は批判のコメントを発表し、「政治支配層が、日本における軍国主義の忌まわしい象徴である靖国神社を再び参拝」したと批判した。
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靖国参拝について、「日本政府が採用する破壊的な政治方針の本質を再び明確に示している」とし、「歴史修正主義、報復主義を土台としているほか、第二次世界大戦の結果、並びに20世紀前半の野蛮な拡張主義運動において日本がアジアの人民にもたらした侵略と流血に対する政府の責任を否定する」と記した。その上で日本に対し、「自国の恥ずべき歴史」をごまかすことなく、危険な再軍備計画も放棄するよう呼び掛けた。こうした計画はかつて日本に国難をもたらしたと指摘し、平和主義に立ち返るよう呼び掛けた。
靖国神社に祀られている戦没者を追悼するという義務を果たしつつ、近隣諸国の反発を避けようとする日本の政治家たち
先に高市早苗経済安全保障大臣、秋葉賢也復興大臣、小泉進次郎元環境大臣、萩生田光一元経済産業大臣といった政府高官や議員らが靖国神社を参拝したと報じられた。西村康稔新経済大臣も参拝したが、岸田文雄首相は参拝を見送り、「真榊」と呼ばれる供物を奉納するに留まった。
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