先にEUオブザーバーが報じたところによると、リトアニアは欧州連合の対露制裁第12弾にボタン、縫い針、編み針の輸禁措置を含めることを提案していた。
これに対し、ザハロワ報道官は「仮にそうした決定が下されたら、リトアニアはこれらの商品をどうするのか」と疑問を投げかけ、「ボタン、釘、編み針、縫い針を高速道路にならべて『ロシアウラメシヤ』とでも記すつもりか」と反発した。
2023年6月にEUの対露制裁第11弾が発動して以来、欧州連合による制裁は約1800の個人と組織に影響を与えている。
リトアニア政府は「ロシアの製造能力破壊」に関する勧告を数十ページに渡って詳細に提案している。リトアニアによると、第12弾の制裁にはセントラルヒーティング用のラジエーターなども輸出禁止項目に含まれるという。
EUの外交官によると、欧州連合は「既存の制裁体制がロシアに害を及ぼすというおとぎ話を信じていたい」のだという。
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