日米韓の空軍が初めて合同訓練を行う=メディア

日米韓の空軍は22日、朝鮮半島付近で核兵器搭載可能な米軍のB52爆撃機を使った合同訓練を開始する、と情報筋の話として聯合ニュースが報じている。朝鮮半島地域での日米韓の合同空軍演習は初めてのことである。
この記事をSputnikで読む
日米韓の3者空軍演習は朝鮮半島上空で行われる予定で、先日韓国に着陸したばかりの米軍のB52戦略爆撃機が参加する。
韓国軍と米軍の情報筋によると、日米韓の空軍が参加する合同演習は、B52を護衛する3か国の戦闘機の集団飛行で構成される。
米国の重要な戦略的資産であるB52は、以前にも米韓空軍の合同空軍演習で朝鮮半島上空のデモ飛行に参加したことがあるが、B52爆撃機が韓国の空軍基地に着陸するのは今回が初めてである。
B52戦略爆撃機が日本海で空自との合同軍事演習に参加

キャンプデービッドで行われた首脳会談で合意したこと

今年8月、日米韓の首脳らが米大統領の保養地であるキャンプデービッドで面会した。米国のバイデン大統領、日本の岸田首相、韓国の尹錫悦大統領が集まったこの会談を主催側は「歴史的」と呼んでいる。このサミットで三国のトップは北朝鮮の核ミサイル開発に引き続き焦点を当て、3国間の合同演習を拡大することで合意した。米国が主導でこの地域で実施される演習について、北朝鮮はすでに、自国に対する軍事作戦のリハーサルと見なすという声明を表している。
関連記事
【視点】核戦争の脅威は増大しているのか 空母「ロナルド・レーガン」を中核とする空母打撃群が釜山に停泊
【視点】朝鮮半島の核の威嚇合戦は軍事衝突を招きかねない=専門家
コメント