ザハロワ報道官は26日のブリーフィングで、「パレスチナの関連運動の代表がモスクワを訪問中であることも私は明言できます。どういったコンタクトがあったかについては、追ってお知らせします」と述べた。
これに先立ち、パレスチナ代表団の情報筋はスプートニクに、パレスチナのハマスの政治局のアブ・マルズク氏がモスクワを訪問中だと明かしていた。
その後、ロシア外務省はスプートニクに、ロシアがハマスの代表らとモスクワでの会合を持ち、人質解放やロシア人他、外国人のガザ地区からの避難について話し合ったことを明らかにした。
「1967年の時点の境界線で、東エルサレムを首都とし、イスラエルと平和で安全に共存するパレスチナの主権国家を建設するという国連安全保障理事会及び総会の決議をはじめとする、よく知られた国際社会の解決策の実現を目指す、ロシアの一貫した立場が確認された」ザハロワ報道官はこう語った。
モスクワを訪問中のハマス政治局の一員のフサム・バドラン氏は、ガザ地区の戦争を停止し、援助物資を調達する上でロシアはより重要な役割を果たしうると語った。
「ガザ地区にいる私たちの民への暴力を止め、地区にいる私たちの民への緊急援助物資の調達のために国際的な圧力を講じる上でロシアはより重要な役割を果たしうる」
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