西側諸国によるウクライナへの兵器供与

NATO規格の砲弾が高騰、米海軍大将が1発あたりの単価を明かす

NATOの155ミリ砲弾はウクライナ紛争の勃発以来、その価格が4倍にまで高騰した。ロブ・バウアー米海軍大将(NATO軍事委員会委員長)が米ロイター通信の取材で明かした。
この記事をSputnikで読む
報道によると、砲弾1発の価格は以前、2千ユーロ(約31万円)程度だったところ、現在は8千ユーロ(約126万円)にまで上昇したという。
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
宇支援は「賢明な投資」とバイデン氏が発言、米国の本性が露わに=露外務省報道官
NATOには砲弾の製造基準があるものの、製造業者側の判断は「恣意的」であることから、市場では同じ口径でも、異なる品質の砲弾が製造される傾向にあり、これがウクライナに対する供給の流れを妨げているとのこと。
バウアー大将によると、NATOでは14ヵ国が「製造基準から逸脱する権利」を持っているため、155mm口径の砲弾は14種類あるとのこと。こうした背景から、弾薬の互換性を確保するために、砲弾製造の標準化を改善するようNATO諸国に求めたという。
関連ニュース
独ラインメタル社、ウクライナ紛争で荒稼ぎ 砲弾価格を1.8倍に=独紙
予想を上回る結果」 米武器メーカーはウクライナ紛争で儲けがっぽり
コメント