報道によると、砲弾1発の価格は以前、2千ユーロ(約31万円)程度だったところ、現在は8千ユーロ(約126万円)にまで上昇したという。
NATOには砲弾の製造基準があるものの、製造業者側の判断は「恣意的」であることから、市場では同じ口径でも、異なる品質の砲弾が製造される傾向にあり、これがウクライナに対する供給の流れを妨げているとのこと。
バウアー大将によると、NATOでは14ヵ国が「製造基準から逸脱する権利」を持っているため、155mm口径の砲弾は14種類あるとのこと。こうした背景から、弾薬の互換性を確保するために、砲弾製造の標準化を改善するようNATO諸国に求めたという。
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