【30日のニュース】ショイグ露国防相が訪中 イスラエル軍戦車、ガザ市郊外まで進軍か

世界では毎日様々な出来事が起こっている。ここでは30日の国際ニュースをダイジェストでお届けする。
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ウクライナ情勢

露国防相、中国を訪問
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は30日、中国・北京を訪問。安全保障について論じる国際会議・第10回「香山フォーラム」に参加した中で、「今夏開始された反攻作戦においてウクライナ軍は戦場で重大な成果を上げることなく、9万人以上の兵士が死傷した」と述べた。
張又侠副主席と握手するショイグ国防相
また、ショイグ国防相は、中国国家中央軍事委員会の張又侠(ちょう・ゆうきょう)副主席と会談し、露中の戦略的連携の強化を訴えた。
黒海にウクライナ軍の水上ドローン
露国防省は30日、黒海でウクライナ軍の無人艦艇2隻を発見し、攻撃したと発表した。クリミア半島のロシア海軍の拠点、セバストポリ港の外側では、機雷対策や妨害工作対策が行われているという。

イスラエル・パレスチナ紛争

イスラエル戦車、ガザ郊外に到達との情報
イスラエル軍は30日、過去数日間にパレスチナ・ガザ地区でハマスの拠点600カ所以上を攻撃したと発表した。イスラエル側が作戦拡大を宣言して以降、地上での作戦も進んでいる。イスラエル軍戦車が地区北部に進軍し、ガザ市郊外の幹線道路を寸断したとする情報もある。
ネタニヤフ首相
ネタニヤフ首相、発言炎上で謝罪
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は29日、SNS上で軍や特殊機関を批判したことが問題視され、謝罪に追い込まれた。ネタニヤフ首相は同日、「ハマスの軍事的意図について特殊機関から報告はなかった」と、10月7日のハマスの奇襲を許した責任を軍に転嫁したともとれる投稿をしていた。
この投稿に対する批判を受け、ネタニヤフ首相は「私が間違っていた。あんなことを言うべきではなかったし、謝罪する」と投稿。そして軍指導部の決定や司令官、兵士を完全に支持すると表明し、「共に勝利を」と国民の結束を訴えた。

ダゲスタン空港騒動

暴徒化した市民は滑走路まで侵入した
20人以上けが
29~30日にかけての夜、ロシア南部・ダゲスタン共和国の首都マハチカラの空港が暴徒化した市民らによって襲撃される騒動があった。空港に侵入した市民はイスラエルからの到着機の乗客を探して、こうした挙に出た模様。ダゲスタン共和国はイスラム教徒の住民が大半を占めている。
この騒動で少なくとも警察官9人と市民10人以上がけがをした。市民のうち2人は重傷だという。警察は騒動に参加した150人以上を特定。そのうち60人が連行され、取り調べが行われた。
当局は「状況は完全に制御されている」としており、当初は11月6日まで閉鎖を続ける予定だったが、その後今月31日にも運航を再開すると発表した。
ダゲスタン共和国のメリコフ首長
社会分断狙った干渉と主張
騒動を受け、ダゲスタン共和国のセルゲイ・メリコフ首長は、「参加した者は裏切り者だ」と強く非難。また、メリコフ首長は「この暴動をけしかけたのは、もちろんウクライナ領内にいる敵だと私はみなしている」と主張した。
ドミトリー・ペスコフ露大統領報道官も、「マハチカラ空港で昨晩起きた出来事は、情報工作を含む外からの干渉の結果だ」との見方を示した。また、ウラジーミル・プーチン大統領は30日、治安機関トップらとの会議を行い、「中東の出来事を利用して露社会の分断を図る西側諸国による試み」について議論する予定だという。
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