ラブロフ外相は、米国がイスラエル・パレスチナ紛争をめぐり、ロシア提案の安保理決議案を2度否決したことに言及した。
「彼らはロシアのいかなるイニシアチブも敵対的なものとみなしている。しかし、本質的な問題は、米国がイスラエルの手を縛ることを望んでいないということだ」
また、米国は現在、「自らは何の義務も負わない形の人道的一時停戦」以外を受け入れるつもりはないと指摘した。
さらに、「歴史的側面からパレスチナ国家の創設は不可避だ」と述べ、イスラエル・パレスチナの双方が共存する「二国家解決」を支持する従来のロシアの立場を改めて示した。
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