三巨頭の初会談 テヘラン会談から80年

80年前の1943年11月28日、イランの首都テヘランではソ連のスターリン書記長、米国のルーズベルト大統領、英国のチャーチル首相による会談が開かれた。このテヘラン会談にはソ米英の「三巨頭」が初めて一堂に会し、第二次世界大戦中の主要な外交イベントとして歴史に残る会談となった。
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会談の主な議題は欧州における第二戦線の形成で、会談最終日の12月1日、3首脳は連合軍のノルマンディー上陸作戦を翌1944年5月に実施することで合意した。また、ドイツ降伏後のポーランド国境線などについて議論されたほか、ソ連の対日参戦が約束された。
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テヘラン会議に集まった3カ国の指導者。(左からソ連のスターリン書記長、米国のルーズベルト大統領、英国のチャーチル首相)(1943年11月28日)

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イランのテヘランでインド人衛兵と握手を交わす英国のチャーチル首相(1943年11月28日)

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英国のチャーチル首相の69歳の誕生日を祝い、乾杯するアンソニー・イーデン外相(左)とソ連のスターリン書記長(1943年11月30日)

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テヘランのロシア大使館で英国国王ジョージ6世よりソ連のスターリン書記長に贈呈された「スターリングラードの剣」

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69歳の誕生日を記念して記者団から贈られたカラクル帽を被る英国のチャーチル首相(1943年11月30日)

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テヘラン会談の様子(1943年11月28日)

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テヘラン会談でのソ連のスターリン書記長と米国のルーズベルト大統領(1943年12月1日)

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(左3番目から)ソ連大使館の外に立つ、米国のマーシャル参謀総長、通訳のホプキンス氏、ソ連のスターリン書記長、モロトフ外相、ヴォロシーロフ元帥

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(左から)晩餐会で同席する米国のルーズベルト大統領、英国のチャーチル首相、ソ連のスターリン書記長(1943年11月30日)

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ソ連公使館の会議室で「スターリングラードの剣」を米国のルーズベルト大統領に披露するソ連のヴォロシーロフ元帥

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