式典には高市早苗科学技術担当相と盛山正仁文部科学相、欧州連合(EU)欧州委員会のカドリ・シムソン委員(エネルギー担当)も出席。3人は研究所の中央制御室でボタンを押すと実際に装置が稼働し、紫色に光る約800万度のプラズマが約10秒間発生した。
「JT-60SA」のプロジェクトは、二酸化炭素を排出しない、将来のクリーンエネルギーとして期待される核融合エネルギーの早期実現を目指し、QSTと欧州連合(EU)の「フュージョン・フォー・エナジー(F4E)」が2013年より共同で組み立てを開始した。本格的な運転開始は2025年からを予定している。