【18日のニュース】ダム破壊は生態系を崩した大罪=ヘルソン州知事 北朝鮮、2日連続でミサイル発射

世界では毎日様々な出来事が起こっている。ここでは今日の国際ニュースをダイジェストでお届けする。
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ダム破壊は生態系を崩した大罪=ヘルソン州知事

ウクライナ軍には、輸送拠点であるカホフカ水力発電所を破壊するという明確な任務が与えられており、長期間にわたり1点にミサイル攻撃が行われた。ヘルソン州のウラジーミル・サリド知事がスプートニクのインタビューでこのように語った。
ウクライナ軍は6月6日夜、ヘルソン州にあるカホフカ水力発電所への攻撃を開始した。ダムの基部は損傷し、近隣の地域が洪水に見舞われた。カホフカ貯水池は10日間で水を失った。この事故は地域の動植物に損害を与えたほか、危険な病気が流行するリスクももたらした。

北朝鮮、2日連続でミサイル発射

日本の防衛省は、18日午前8時24分ごろ、北朝鮮内陸部から少なくとも1発の弾道ミサイルが北東の方向に発射されたと発表した。ミサイルは午前9時37分ごろに北海道・奥尻島の西約250キロの日本のEEZ(排他的経済水域)の外側の日本海に落下した。
三宅防衛政務官は、発射されたミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)級で、最高高度6000キロ以上、飛行距離1000キロ程度だと明らかにした。また、「弾頭の重さによっては、射程は1万5000キロを超え、米全土が射程に含まれる可能性がある」と述べた。
北朝鮮のミサイル【アーカイブ】
ミサイルの飛行時間は約73分に及び、北朝鮮が7月に発射した新型の固体燃料式のICBM級のミサイルとほぼ同じだという。北朝鮮がICBM級の可能性がある弾道ミサイルを発射したのは、7月12日以来で、今回で15回目。

ガザ難民キャンプ イスラエルの砲撃で90人死亡

イスラエル国防軍は17日、ガザ地区北部のジャバリア難民キャンプを砲撃。少なくとも90人が死亡した。アラビア語放送アル・ジャジーラがガザ地区保健省の話として伝えた。

EUの対露制裁第12弾が発表へ

欧州連合(EU)による新たな対露制裁が18日、公表され即日導入される。スプートニクに関係者が明かした。EUはロシアに様々な経済制裁を発動しているが、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「西側の対露制裁は失敗に終わった」との見解を一度ならず述べている。
セルビアのブチッチ大統領

セルビア総選挙、ブチッチ大統領率いる与党が過半数獲得へ

南欧のセルビアで17日に投票が行われた議会の総選挙で、アレクサンドル・ブチッチ大統領率いる与党「セルビア進歩党連合」が開票率91パーセント時点で47.21パーセントの票を獲得した。
地元メディアによると、セルビア進歩党連合は全250議席中128~130議席を確保する見込みで、単独過半数を維持する。2位は親EU勢力の野党「セルビア対国民」で22.9パーセント、3位はセルビア進歩党連合と連立与党を組む「セルビア社会党連合」だった。
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